2012年6月8日金曜日

このベニヤの金額は・・・

例を挙げてベニヤの金額を算出してみます。
算出条件
  • 定尺を900×1800とする
  • ベニヤ償却回数を5回
  • 原価を1,300円
  • 右上図のベニヤを良品で2回使用した場合。



定尺サイズの原価を求める。
別表『良品と並品の原価について』から
{(償却回数-1)+(((償却回数-1)/2)+1)}=良の中間点から
{(5-1)+(((5-1)/2)+1)}=3.5ポイント
良品としての価値は(3.5p+2.5p+1.5p+0.5p=)8p
5回償却の場合の全体価値(5p+4p+3p+2p+1p=)15pで割ると8p÷15p=53.33%なので
1,300円×53.33%=693円
良品としての原価は693円となります。








ベニヤによる割合を求める
上図から例に挙げた加工ベニヤは600㎜×1800㎜に分類されますので、サイズ別の原価割合が66.7%になります。
ですから良品としての原価693円に、原価割合の66.7%を掛けた462円が良品で加工したこのベニヤの原価となります。

2回分の使用料を求める。
良品としての価値3.5pから2回使用するので(3.5p+2.5p=)6p使用すると考えます。
全体の価値は良品として考えますので(3.5p+2.5p+1.5p+0.5p=)8pとなります。
上記から使用割合は6p÷8p=75%となります。
例に挙げた加工ベニヤを良品から2回使用した場合の使用料は
(良品の加工ベニヤ原価)462円×(使用割合)75%=347円となる訳です。



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